2022.10.17
エアコン記事
マレーシアの電気代
マレーシアで暮らしていると、毎月TNBから請求書が届けられます。TNBはテナガ・ナショナル(Tenaga Nasional Berhad)の略で、マレーシア全土に電気を供給している会社です。
特殊な法人契約をしている場合を除くと、一般家庭ではTNBのタリフに基づいて電気料金を支払います。2022年10月時点での使用料は、200kWhまでの部分が1kWhあたりRM0.2180、次の100kWhがRM0.3340、その後300kWhごとに価格が設定されておりRM0.5160から0.5710まで増えていきます。エアコンを使用する家庭であれば、消費電力量が300kWhを超えていることが多いので、エアコンを余計に使う場合1kWhあたりRM0.5強の追加費用がかかると考えるとわかりやすいです。
1馬力のエアコンの消費電力はおよそ0.75kWhですので、仮にこのエアコンを消し忘れて10時間つけっぱなしにしたとすると、0.75kW x 10時間 x RM0.5 / kWh = RM3.75程度の電気代がかかると計算できます。覚えやすさを考えると、1馬力のエアコンを2時間つけっぱなしにするとRM1程度の費用、2馬力の大きなエアコンであれば、1時間でRM1と覚えておくとよいでしょう。